脱・ワーカホリック宣言 エンジニアのための「アフター9(ナイン)」の過ごし方
PM21:00
AM5:00

  ハードワークをこなすエンジニアは、プライベートタイムを持ちにくく、「アフター5などもってのほか!」という方ばかりだろう。そこで、限られた時間の中でも日常を充実させるために、あえて「21時以降」の過ごし方を提案したい。毎回ライフスタイルから、趣味・娯楽、アカデミックな領域まで、それぞれの分野のプロフェッショナルが登場し、ワーカホリック気味の生活を脱却する術をアドバイスする!

第1回「今ここにあるもの」を受け入れる(前編)

  人手不足が深刻化するIT業界にあって、多忙な日々を過ごすエンジニア。毎日が「家と会社の往復」になっている人も少なくないのではないだろうか。しかし、「仕事のデキる人ほど遊び上手」と言われるように、充実したプライベートタイムを過ごすことは、仕事の充実にも深く結びつく。

   今回は、雑誌『ソトコト』の編集長のかたわら、レストランバー、アフリカでのホテル経営など、ビジネスマンとして多彩な顔を持つ一方、ストレスの強い現代社会の中でLOHAS(Lifestyle of Health and Sustainability)を提唱する“遊びとスローライフの達人”小黒一三氏に、多忙なエンジニアのための「アフター9」の過ごし方を語ってもらった。

小黒一三

profile

月刊『ソトコト』編集長
小黒一三(おぐろ・かずみ)

マガジンハウスで『ブルータス』、『クロワッサン』などの編集担当を経て、トド・プレスを設立。環境ライフスタイルマガジン『ソトコト』を発刊し、自ら編集長を務める。LOHAS、スローフードという新しい価値観を日本に持ち込み、さまざまなメディアを股にかけて活躍している

人間関係を“過大評価”しようよ

  最近はそれこそ「LOHAS」で健康的になっちゃったから朝も早くなったけど、マガジンハウスのときは、昼過ぎに起きてテニスにいったり映画見にいったりして 、編集部にいくのは夕方の4時頃だった。それから仕事を始めて、一回外出て酒飲んで夜中に戻ってきてまた仕事、みたいな生活だったな。

  飲みにいくのは、決まって社外の人だった。同じ会社のヤツとはほとんど付き合わなかったね。で、一番面白かったのは、同業他社と飲むこと。俺がマガジンハウスに入った頃は「敵は集英社」だと言われていて、こっちが雑誌を出すといったら、むこうもすぐに追っかけてきた。でも、実は集英社の人とはすごく仲がよかったんだよね。

  付き合いという点では、やっぱり女友達もたくさんいた方がいい。女の言っていることは現実味があって、イチイチもっともだから。オススメは、キレイな子より断然“ブス”。キレイな子はあまり情報を持ってないけど、ブスは好かれようと思って、努力して情報収集するからね。あ、でもオバサンはやめておいた方がいいな。オバサンは人の話しを聞かない。「女友達の賞味期限は34歳まで」としておこうか(笑)

  あとね、インターネットの時代になって、最近の編集者は必ずネットで調べたネタを持ってくるんだけど、俺はそういうのは一切受け付けない。新聞記者も雑誌記者もみんな同じことをやっているから、結局みんなネタが同じになっちゃうんだよ。

  だから、「お前が付き合っている人間関係の中から何か見つけてこい」と言う。企画としては30点だとしても、そっちの方がはるかにユニークな誌面を作れるからね。今の時代、みんな自分の人間関係をもっと過大評価した方がいいんじゃないの?

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