脱・ワーカホリック宣言 エンジニアのための「アフター9(ナイン)」の過ごし方

新作よりも旧作に人気が集まる?

佐藤潤

マイブームはなんだかんだいって、“韓流”ですね(笑)

  リアルのレンタルショップでは、新作が上位に並ぶのが一般的だが、TSUTAYA DISCASの上位には、意外にも旧作が数多く顔を出しているという。「ネットは検索性も高いので、店舗型のレンタルビデオ店とはランキングがかなり違ってきます。よく“ロング・テール”と言われるように、数年前の作品が上位にランキングされることが多いのも、Webの特徴だと思いますね」

  実際、同社のレンタルランキングを見ると、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ラストサムライ』『スパイダーマン』などの旧作が上位にずらりと並ぶ。

  そして、TSUTAYA DISCASのレンタルランキングに大きな影響を与えているのが、レビュー投稿だ。レビュー投稿累計ランキング上位タイトルを対象に、直近数カ月間の月間レビュー投稿数と月間レンタルランキングを調べてみると、どちらもコンスタントにTOP100以内に入っているという。

  「上位に入っているのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『マッチスティック・メン』、『ショーシャンクの空に』、『猟奇的な彼女』、『宇宙戦争』など、いずれも数年以上前にレンタルになった作品ばかりです。これは、当社の一般作タイトル数が約33,600作品あることから考えても、特筆すべき事象です。レビュー投稿数がレンタルを生み、さらにレビュー投稿を生んでいるのではないかと思います」

“口コミ”で映画を選ぶ時代に

  レビュー投稿経験者は、現在約20万人いる会員の1割に当たる2万人。これまで17万件のレビューが集まり、累計レンタルランキング1位の作品では、レビュー数は900件にも及ぶ。

  「TSUTAYA DISCASは定額制なので、超大作からマイナーな作品まで様々な映画に出会うことができます。ですから、面白くてもそうでなくても、何か印象を受けると書き込みたくなるんじゃないかと思います。一映画ファンとしてひたすらホンネを書き綴ってくださる方もいらっしゃいます。いずれにしても、こうした中で確実にレビューは増え、次第にレビューアー同士がコミュニケーションを取るようになっています。当社では、この現象を大事にしていこうと考えていまして、今後はレビューアー同士が語り合えるコニュニティサイト・SNS機能をリリースしてますます発展させていく予定です」

  コミュニティサイト・SNSは早ければ夏頃から実現する見込みで、自分の「予約リスト」を公開したり、オススメ作品を紹介したりもできるようになるという。Web2.0の到来とともに、鑑賞する映画も、口コミの中で選ぶ時代になりつつある。映画 を通じたコミュニケーションの場は、忙しいビジネスマンに新たなる癒しを提供してくれることになりそうだ。

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