人気職種キャリアMAP 第14回通信(ネットワーク)エンジニア編

通信(ネットワーク)エンジニアMAP
通信(ネットワーク)エンジニアMAP
業界動向やキャリア志向に沿う知識・スキル
を把握しながら最先端技術をキャッチアップ
通信(ネットワーク)エンジニア
法人向け・個人向けともに市場は拡大
新規事業立ち上げに関われるチャンス
最近の傾向
 今、大手企業のインターネット利用率はほぼ100%に達している。また、基幹系から個々の業務に至るまで適合するシステムがなくては、あらゆる事業が運営できないほど通信ネットワークは普及している。2007年度中に次世代向け高速無線事業が始まるため、PC・モバイル用のインフラ整備から専用端末の開発、新たなサービスの提供などでマーケットが一気に活気づくのは確実だろう。
 これらの理由などにより、有線・無線にかかわらず通信事業全体と関連する業界でエンジニアの積極採用が始まっている。また、通信とネットワークを利用して法人と個人を対象に新たなビジネスを立ち上げる動きも加速しており、ここでも人材が求められている。エンジニアとして活躍するのならば、シスコシステムズの技術認定プログラムなどの資格を取得していれば有利だ。事業の立ち上げに挑戦するのであれば、マーケティングや市場開拓のためのアイデアが必要になるだろう。

理想の人物像 人物像イラスト
 若手エンジニアがもっとも活躍できる分野が通信およびネットワーク関連です。しかし24時間365日の稼働と運用が前提ですから、現場に近いほどハードワークになる傾向があることを知っておいたほうがいいでしょう。業界が求めているのは、過酷な労働環境にあってもハード面、ソフト面を問わず特定の要素技術に確かな知識とスキルがあって、常に最先端の技術動向に敏感で、キャッチアップするために勉強を欠かさないエンジニア。業界動向をきちんと把握した上で、これから求められるであろう製品やサービスを考えていける人材が求められています。
 この分野は日進月歩で技術革新が進んでいますから、現時点で最先端技術であっても1〜2年後にその技術が通用するとは限りません。ITの普及で数多くの業種や職種の先行きが危うくなりましたが、通信・ネットワークの世界も例外ではありません。「次にどのような技術が必要になるか」を常に意識してキャリアプランを立てるべきでしょう。
弓削さん アビリティデザイン株式会社
コンサルタント
弓削 省三 さん

 大学機械工学科卒業後、自動車部品メーカー、ステンレス圧延メーカーにて開発・設計業務を経験。その後、海外事業部に異動し、主に東南アジア、インド亜大陸、中近東にて機械のセールスエンジニアとして勤務する。メーカーを退職後、日本で最も長い歴史を持つ人材紹介会社に入社。人材コンサルタントとして22年目のキャリアを持つ。自身のエンジニアの経験を生かしたアドバイスは、キャンディデイトから定評がある。

大手機器メーカー・製品開発部門・29歳(女性)
大学院を出て1年ハード系エンジニアをしましたが、モバイル機器向けのソフトウエア開発に興味が湧き、転職。今は新規格に沿った機器の商品開発と設計を担当しています。小型化・省電力化を意識して多機能を備えることに夢中です。
“携帯端末”は今、海外市場向けと高機能型の2つのモデル開発が平行して進んでいる。現場は開発期間を短縮させるために分業体制。必要な知識やスキルは仕事により大きく異なるので、自身のキャリアを生かすための情報収集は必須だ。
通信機器メーカー・SE・32歳(男性)
通信事業者を顧客に、インフラ面の整備と運用・保守を手がけて4年になります。24時間365日ノンストップ体制の中、急な対処に追われることがありますが、最先端技術を応用してうまくリカバリーできたときの達成感はタマりませんね。
回線やサーバなど、かつては人間が行っていた監視業務も現在は自動対応が可能になった。今、もっとも技術革新が進んでいる分野だけにエンジニアにとって学ぶことは数多い。明確なキャリアパスを描いて慎重に会社を選ぶべきだろう。
ネットショップ運営会社・新規事業部門・31歳(女性)
Webサイトを通じてあらゆるサービスを提供するのが当社のミッションです。私の仕事は、法人向けにオンラインサイトの立ち上げから決済システムの提案までを行うこと。ユーザーの動向を追いながらアイデアをかたちにするプロセスが楽しいです。
通信とネットワークを活用した新たなビジネス構築にも若手人材のアイデアや発想が求められている。SNSの機能などの付加価値や専門分野に特化した創意工夫を施し、いかにユーザーを獲得するかが業績を大きく左右する。

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