「しゃべれること」は必須

これまでITコンサルタント、SEへの転職、それぞれに求められる条件を見てきた。どちらを目指すにせよ、必ず求められる「共通の能力」と言えるのがコミュニケーション力だ。

「技術者には“フェイスtoフェイス”で話したり、文章を書くのが苦手という人すごく多い。ソフトウエアハウスにいる人は、特にそういう傾向があり、やっぱり不利になりますね。結局、ITコンサルタントやSEに求められているのは、しゃべれる人です。面接では当然緊張もしているでしょうから、別に饒舌に話す必要はないですが、自分の言葉でそれなりの理論、ロジックを立ててしゃべれないとね。大切なのは、話の筋がきちっと通っていること。私はあるコンサルティング会社を受けた時、退職理由と転職理由が矛盾していて、落とされた経験がありますよ」

「話す」「書く」といった能力は短期間で身につくものではないだけに、普段からどれだけ高い意識を持てるかが重要になる。エンジニアにありがちな「技術一辺倒」では、せっかくの知識も生かすことができないと肝に銘じておこう。

山崎慎一氏(仮名・35歳)

大学卒業後、大手SIerで5年間ビジネスアプリケーションなどのシステム設計や開発を行う。その後、大手パッケージベンダにてERP導入のコンサルティングに携わり、現在はメーカー系システム会社でITコンサルタントを務める。開発、要件定義からプリセールスまで手掛け、業務知識も豊富なヤリ手のコンサルタント

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