「人事マンが語る“人気職種”採用現場のホンネ」 徹底討論「こんなヤツはいらない!!」  〜法務編(前編)〜 「人事マンが語る“人気職種”採用現場のホンネ」 徹底討論「こんなヤツはいらない!!」  〜法務編(前編)〜

契約法務以外で求められること

沢田 特に契約法務以外の分野でニーズが高まっていますが、採用は難しいですよね。例えば、合併、買収、事業部門の売却、事業提携などを法律的側面だけでなく経営的側面からもサポートする「戦略法務」などは、法律的視点と経営的視点も併せ持つバランス感覚のある人が求められます。単に法律の知識があるだけの“法律オタク”にはできない仕事ですから、人材はますます限られてきます。

谷川 リスク管理の重要性が高まる中、企業のコンプライアンスを担える人材、具体的には、社内の法令遵守マニュアルの作成、法令改正に伴う業務の見直し、社内研修の企画・運営を経験した人などが欲しい。M&AやIPO(株式公開)を経験したことのある人、株主総会や取締役会の準備・運営に携わったことのある人も価値は高いですね。最近はIT業界やメーカーが、好景気に支えられて知財関係の求人を増やしています。知財関係に関していえば、特許出願、明細書、契約書作成、ライセンシング(実施許諾)の交渉業務などの経験があれば、40代でも引っ張りだこ。また弁理士の資格もポイントは高いです。その場合は、技術にあまり詳しくないただ資格だけを持っている人よりも、同業界で技術者経験のある人の方が求められるでしょうね。

沢田 どの分野でも共通して求められるのは英語。企業間の取引がグローバル化する中、契約法務の中で英文契約書を取り扱ったり、海外への特許申請がある地財関連の書類を処理したりは日常茶飯事です。法律英語は難解ですが、使いこなせればキャリアの選択肢も広がりますし、良い条件で転職できるでしょう。

谷川:市場価値を上げるには、実務経験と専門知識に加えて弁理士資格と英語力!
沢田: 知的財産・コンプライアンスに関する業務が急増。契約法務以外に目を向けよ!

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