エンジニアの面接スキルに鋭いメスが入る!
面接ドクターK 魂の転職カルテ

コミュニケーション力が問われる一発勝負、それが面接。ある者は焦りで自滅し、またある者は圧迫に屈し、今日のあまたの転職志望者たちが涙する――エンジニアの面接に潜む病巣を、謎の転職コンサルタント「ドクターK」が鋭く診断、的確に処置! キャリアアップを勝ち取った先輩転職者の“治療記録”、今回は待望の女性編だ。

第3回 夢という名の罠にハマってないか?
面接ドクターK
今回のクランケ

カルテ1 オンナだからって容赦はない

企業プロフィール

■ 業種:大手外資系SIer 募集職種:PM モデル年収:650万円
■ 担当面接官:1次…PM(30代後半)
■ 当落予測(自己採点・1次面接後):30% 結果:1次面接で×

国立大学の文系学部を卒業後、大手のソフトハウスにPGとして就職した佐々木さんは、激務に耐えながら5年間の開発経験を積みます。ここでPG、SEとしてプログラム設計から要件定義までを一通りこなした後に、初めての転職を経験しました。転職後はSE、サブリーダー、リーダーと順調にキャリアを重ねてきました。これまでの経歴を踏まえれば、PMを目指すのは佐々木さんにとって自然な流れといえたでしょう。

佐々木さんは非常に真面目なタイプで、常に自分に課題を課し、その解決を実績として積み重ねてきました。これまでのキャリアヒストリーを見ても、自ら意識的にキャリアを作ってきた跡がうかがえます。最近でこそ女性のエンジニアも増えてきましたが、彼女が入社したころのIT業界はまだまだ男社会でしたので、「男性と同等以上に認められたい」という上昇志向こそが、激務で折れそうな彼女の心を支えてきたようです。

今までのキャリアに自信を持って応募した大手外資系SIerは、実のところ佐々木さんが新卒時に不採用とされた会社。憧れとリベンジの期待をもって臨んだ面接でしたが、「100人規模のプロジェクトを回せるPMとして必要な要素は?」など、本人の想定を超えるレベルの質問が次々と浴びせられ、要領を得ない回答に終始することとなってしまいます。結果は、本人の予想通り1次面接であっさり落とされてしまいました。

人材紹介会社へのフィードバックによると、不採用の理由は、「佐々木さんの経験では、当社が手掛ける大規模プロジェクトをマネジメントするのは難しい」というものでした。

ドクターの診断書1
所見:OH! 熱病

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