エンジニアの面接スキルに鋭いメスが入る!
面接ドクターK 魂の転職カルテ

カルテ3 脱・「肉食系転職」

企業プロフィール

■ 業種:ネット系サービス企業 募集職種:社内SE モデル年収:600万円
■ 担当面接官:1次…人事+システム開発部部長(42歳) 2次…担当役員(40代前半)
■ 当落予測(自己採点・1次面接後):50% 結果:採用

ちまたで言われるような、現場からマネジメントへ“上がる”ことを目指すキャリアパスが、誰にとっても正解とは限らない。技術職として最前線で輝き続けるという選択もあるのでは――担当コンサルタントは佐々木さんに、そうアドバイスしました。これまでのキャリアの歩みなどを聞きとった際に、技術的な話を非常に楽しそうに語る様子が印象的だったからです。

自分のキャリア観の転換を求めるこの提案に、やはり最初は戸惑いを見せた佐々木さんでしたが、他人の意見を冷静に検討するという聡明さや、軌道修正に対する柔軟な考えを持ち合わせていたのは幸いでした。コンサルタントのアドバイスを踏まえ、佐々木さんは「何が何でもPMを目指す」というキャリアプランを捨て、自分の好きな技術に長く携われる職場を選ぶことにしました。

「SEだからこういうキャリアを重ねていかなければいけない」というわけではありません。もちろん、「女性だから」という話でもないのです。あくまで自分の実力と目標を軸にして考えると、佐々木さん自身も、向き不向きや強み弱みも、まるで霧が晴れたようによく見えてきました。

こうした経緯を経て3社目に応募したのは社内SE職。自社内でさまざまなWebアプリケーションを開発する仕事です。といっても、基本的にほとんどが外注であるため、要件定義やシステムの企画、社内調整などが中心業務となります。

発注側で技術に携われるということにやりがいを感じた佐々木さんは、これまでの開発経験で培った技術力とともに、PLとして開発チーム内の調整役も担ってきた点を積極的にアピール。PMを目指した過去2回の面接では面接官に押されっぱなしでしたが、今回は初めて主導権を握ることができました。

そして1次面接、2次面接とも難なく突破。採用内定を勝ち取ったのでした。

ドクターの診断書3
所見:完治

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