“メジャー”への道を歩き出した若手のホープたちをフォーカス。
これまでのキャリアと将来の夢、そして彼らが飛躍したと実感し たその瞬間に迫る


「歌が好き」という気持ちだけで追い求めた夢

18歳という年齢を最大限に生かそうと挑戦し続けたオーディション

 この世界に入ったそもそもの動機は、歌を歌いたかったからなんです。父の仕事の関係で、小学校6年生から7年弱タイに住んでいたのですが、そこで初めて体験したカラオケがすごく楽しくて。カラオケに行くとみんなが「聖子ちゃん、上手ね」と褒めてくれるので、「私、将来は歌手になりたいな」なんて漠然と思っていました。

 でも、高校を卒業した時はまだ歌手を職業としては意識していなくて、弁護士か検事になるつもりで法学部に入りました。それが1年生の前期が終わる頃から段々と、「法律はちょっと違うなあ」と感じ始めて。まだ六法全書と心中する気にはなれない、今はもっと創造的な仕事がしたい、自分から何かを発信して行きたい、と思うようになったんです。

 当時の私は大学1年生で18歳。この年齢を最大限に生かせるフィールドは、歌を含むエンタテインメント業界だなと思い始めました。「勉強は40歳、50歳になってからでも遅くない。今行動に移しておかないと後悔するのは歌だ」と思って。すぐ書店に行ってオーディション雑誌を買いあさり、とにかく手当たり次第に応募してみたんですが、ほとんどが不合格。自分で作曲ができるわけでもないし、ただ「歌が好き」という気持ちだけで歌を歌える場所に行くことは、こんなにも難しいことなんだと思い知らされましたね。

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