“メジャー”への道を歩き出した若きスペシャリストにフォーカス!
これまでのキャリアと将来の夢、そして彼らが飛躍したと実感したその瞬間に迫る

武田双雲

今の“瞬間”に全力を尽くす

生き方は「表現」の土台になる

 僕が書を通じて一番伝えたいのは「希望」です。人間には知恵があり、その知恵によって悪を引き起こすこともありますが、それ以上に希望を生み出してきたのだと思います。動物であれば、環境の変化に対応し切れず死に至ることはありますが、人間はかなり厳しい状況でも、知恵をしぼって何とか乗り越えてきました。

 これは「人類」という大袈裟な話ではなくとも、個人においても言えること。人生は色々なことが起こります。病気になるかもしれないし、事故にあって重傷を負ってしまうかもしれない。愛する人を失うこともある。それでも人は立ち直り、前向きに生きようとしているのです。

 僕は、人が前向きに生きていくために、できるだけ説教くさくならないように、ちょっとしたお手伝いをしていきたい。人に希望を与える文字を書きたいからこそ誰よりも強く、明るい人間でありたいと思っています。自分の生き方は書道家としての「表現」の土台になるものだし、それが説得力にもつながるからです。

 でも、希望を与えるつもりで一生懸命書いても、「あなたみたいな明るい人に私の辛い気持ちは分からない」と言われて、落ち込んだこともあります。それでも、ずっと上を向いて歩いていきたいですね。


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