告白シリーズ 採用の裏側を現役担当者がバッサリ!

人事マネジャーの告白 見抜かれるエンジニアとしての“本質”(2/3)

20代で転職経験1回、30代で3回なら問題なし

転職回数、勤続年数、性別……。応募書類から面接にいたるまで、人事担当者は細かく気を配る

転職の回数が多すぎるのは、明らかにマイナス材料になりますね。私どもが目安にしているのは「転職2〜3回まで」ですね。転職回数が多い人は、やっぱり嫌なことがあったらすぐ辞めてしまう傾向がある。僕らが気にしているのはその点なのです。

特に気にするのは、転職回数そのものよりも、短い期間で移っている場合ですね。よく見かけるのが、40代で転職回数の多い人で、新卒で入った1社目の勤務年数だけが長いケース。社内での先行きが見えてくる30代半ばから後半くらいで一念発起して会社を飛び出したものの、自分が思っていたような仕事ができず、転職を繰り返すパターンです。40歳まで20年くらい日本企業に勤めた後、ベンチャーとか外資系企業に転職して失敗する人は多いですね。

逆に、30代半ばで5〜8年おきに転職して現在3社目というパターンならまったく問題ありません。1社に留まっている期間がある程度長く転職している人は、逆に「将来こうなりたい」と、きちんとキャリアを考えているんだろうという印象を受けます。まあ、30代で5社とか6社とかだと困りますけど。

そう考えると、20代は転職1回までが望ましいということになります。27〜28歳だと社会人経験5〜6年でしょ。それで3社目というのは明らかにおかしい。「自分は我慢できない性格です」と言っているようなものですよ。

女性には女性面接官をアサインすることも

日本の伝統的な大企業や公務員の世界では、30代の独身女性は周囲から“色眼鏡”で見られるという話がありますよね。その真偽はわかりませんが、少なくともウチの面接では、30代で独身だろうが一切関係ありません。

それよりも、女性への面接で問題になるのは、男性が面接官をすると、多少採点が甘くなる傾向があることです。女の人は男の人に対して厳しくできますけど、逆は難しいことが多いですね。こういう不公平を防ぐために、女性が応募してきた場合には、女性の面接官に会わせるようにしています。

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