告白シリーズ 採用の裏側を現役担当者がバッサリ!

人事マネジャーの告白 エンジニアの面接必勝法とは?(1/3)

営業職などと比べると、口下手な人が多いと言われるエンジニア。その真偽はともかく、SIerの人事マンの多くは「口下手だからといって面接で落とすことはありえない」と断言する。では、SIerの人事マンが期待する、面接での受け答えとはどのようなものだろうか。また、アピールすべきポイントとは何だろうか……。“意外”な結果が、いま明らかになる!

論理的に説明できれば話下手でもOK!

エンジニアは人とコミュニケーションをするのが苦手だとよく言われますけど、これは結構偏見の場合が多く、実際は意外とそうでもないんですよ。いままでたくさんのエンジニアを面接してきましたが、思った以上にきちんとコミュニケーションを交わせる人が多いですし、彼らのヒューマンスキルも決して低いとは思いません。

確かに明らかに話すのが苦手な人もいます。でも、話下手だという理由だけで、面接で落とすことはありえません。

エンジニアにとって最も重要なのは、論理的思考能力。声が小さかろうが、話の内容にきちんと根拠があって、我々面接官の頭の中に面接を受ける人の“ロジック・ツリー”が描けるのならば、まったく問題ないですね。

饒舌は「銀」、ひたむきさが「金」!

むしろ僕は、ペラペラ話しすぎる、口が達者な人の方を警戒します。考えてみてください。エンジニアの顧客も技術畑の人ですよ。そういう人に対してエンジニアがペラペラしゃべったら、顧客も違和感を持つのではないでしょうか。

自分が伝えたいことを相手にきちんと伝えることと、流暢に話をすることはイコールではないと、僕は声を大にして言いたいですね。だから、面接の場でも流ちょうに話す必要はまったくないし、人事担当者もそんなことは期待していません。

あまり口が達者すぎると、こちらとしても何かうさんくさいと思ってしまいますしね。その点、話し方はおっとりしていても、ひたむきさがにじみ出ているような人のほうが、信頼感や安心感があります。

大手メーカー系SIer採用担当マネジャー
笹本恭一氏(仮名・32歳)
人材紹介会社にコンサルタントとして入社するが、紹介者の転職が決まると、その時点から彼らの成長が見えにくいというジレンマから、2000年、現社人事部にスタッフとして転職。2002年にマネジャーに昇格し、採用部門を統括している。人当たりのいい性格もあいまって、現場のエンジニアからも絶大の信頼を置かれている。

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