告白シリーズ 採用の裏側を現役担当者がバッサリ!

人事マネジャーの告白 やりたくないシゴトをヤリ抜く秘訣!(2/2)

離職率低下の秘訣は上下左右のコミュニケーション

密なコミュニケーションは、会社としての意思を各個人レベルで統一させる標識のようなものである

エンジニアにとってやりたい仕事ばかりではないのに、ウチの離職率はすごく低い。今、ウチのエンジニアは20人くらい。毎年若手を2名くらいずつ採用してきましたが、辞める人はほとんどいないですね。

その理由の1つが、十分なコミュニケーションです。エンジニアが不満を持っていたらすぐに話を聞いてあげられるよう、上の人間は日々エンジニアに声をかけ、顔色をチェックするようにしています。また、上から何かを伝える際にも、内容にブレがないように気を付けています。

例えば、口頭にせよメールにせよ、部長と次長がバラバラのことを伝えていたら、「この人たち、ちゃんとリレーションがとれていないね」となって、エンジニアのモチベーションは下がってしまいます。ですから、上は上で同じことを言うように横のコミュニケーションをとっていますし、もし言い方が違ってしまった場合には、「根本的には同じことを言っているんだよ」と、他の上司がフォローのメッセージをエンジニアに送るようにしています。

モチベーション維持に給与は不可欠

もう1つの理由はズバリ給与。人事評価がすごくフェアなんですよ。目標管理もなるべく点数化して、半年に1回、どんな結果が出たのかを面接しています。

エンジニアって達成意欲がハッキリしていると、頑張るじゃないですか。ウチの給与テーブルは、ランクが20段階くらいあるんですが、年間の昇給率が7%とか10%に届くことも珍しいことではありません。

ここまでの昇給率は他社にはなかなかないと思いますし、さらにプラスして、会社の経常利益に連動したインセンティブ・ボーナスも用意しています。ウチは社員 1人当たりの平均でみると、約1億円強を稼いでいるので、ボーナスもかなり高くなる。当然モチベーションも上がるはずです。

辞めたい人は基本的に引き止めない

反面、エンジニアって、おカネだけでは動かないところがあるんですよね。やっぱり、仕事そのものにやりがいがないと。

その点、ウチの会社は上場前から連続増益ということもあって、予算にも余裕を持てるので、サーバやデータベースなど最高精度のものも、簡単な稟議書を書くだけで買ってもらえちゃう。モノを作る人間にとって、これほど恵まれた環境って他にはなかなかないと思うし、エンジニアの好奇心を満たすには十分だと思います。

あとは、ウチのビジネスがBtoCということもあって、自分が開発したものが、何十万人というユーザーに使われているのが目に見えるんですね。これって、エンジニアにとってはすごくやりがいがあると思うんです。

たまに、会社を辞めたいという人も出てきますが、ウチは圧倒的に「モノ作り」をする会社なので、エンジニアにとっては絶対に魅力がある。それでも会社を辞めたい、という人は、基本的には引き止めないことにしています。

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