
自己演出の1つの方法として、今回からブログを使って実際にやってみたいと
思います。すでにたくさんの無料ブログサービスもありますし、検索エンジン
でブログと入力すれば設定方法の解説なども見つけることができるでしょうか
ら、ここでは、そういった技術的な話ではなく、「何を書くか」「何を発信す
るか」にフォーカスして話を進めます。
●誰もやっていないテーマを探す
ブログを始めるにあたって、何についてのブログなのかを決めねばなりません。
で、好きな題材を選ぶわけですが、まずその前に競合調査をするのが大切で
す。どんなブログがあるのか、どんなのが面白いと思うのか、いろいろ見て
回って、「自分が存在感を出せそうな隙間」を見つけてください。
その上で、テーマをとことんまで絞るのです。「ビジネス」や「グルメ」と
いった広いテーマではなくて、「赤ちゃん用品のレンタルビジネス」とか「24
時以降に銀座で一人でうまい夕食が食べられる店」といった感じで狭くて深い
ものにします。
スタート時点でここまで絞り込む必要はありませんが、目標イメージとして、
フツーの人なら真似できない、真似しそうにないものにするわけですね。
やってみると分かりますが、たとえ何か画期的なことをやり始めたとしても、
しばらくはまったく反応がありません。そして、人と似たようなことをしてい
たら、その先も反応は得られないと思ったほうがいいです。
自己演出というのは、反応を得るためにするわけですから、誰かがすぐに真似
しそうなものは他の人に任せて、あえて自分のテーマから外す決心をしてくだ
さい。
あと、はじめからアクセス数を稼ごうとしないことです。よくブログランキン
グなどからアクセス数の多いものを選んでテーマやキーワードを拾い集めてい
くという方法を選ぶ人もいますが、ここではお勧めしません。(アクセスアッ
プは慣れたらいろいろ方法がありますからその時にやってみてください)
●重要なのは「続けること」
テーマを決めたら、はじめはそのテーマで自分がすでに知っていることを順番
に書いていきます。この時に、記憶があいまいなものはきちんと調べてまとめ
ていくのがコツです。何かを引用したら出典を明らかにし、自分が発信するコ
ンテンツの信頼性を上げる工夫をします。
ただ、自分で文章を生み出していくようなコンテンツばかりである必要はな
く、リンク集から始めても結構です。
ここで最も大切なのは、続けられるのかどうかということ。そういう観点で、
毎日考えても飽きないテーマがいいですね。
もう1つ大切なことは、「やろうと思うこと」ではなく、実際に「やりはじめ
ること」です。
ブログに限った話ではありませんが、世の中には、「やりたいと思っている」
とか「やろうと思っている」と言いながら、絶対に行動しない人が多数いま
す。新しい習慣を取り入れるのは大変なことかもしれませんが、気をつけてく
ださい。
忙しいから「今度の週末に」と思っている人は、少なくともスケジュール帳の
週末の欄に「ブログを書く」などときっちり書きとめること。半歩でも実際に
前に進む行動をするかどうかが、運命の分かれ道です。

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大阪府堺市出身。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際広報)卒業。 外務省在外公館派遣員として在英国日本大使館で要人接遇という「対人コミュニケーション」業務、国連機関や米系PR会社、メーカーで広報という「コーポレート・コミュニケーション」業務、そしてライセンスや提携アライアンスという「企業間コミュニケーション」業務など一貫して「コミュニケーション」をテーマに経験を積み、2005年2月に独立。 効果的な情報発信をコアにしたコミュニケーション技術を教えている。著書に、「転職を考え始めたら読む本」(全日出版)「できる社員は要領がいい」(DART)「つるの式仕事術」(IEC)などがある。
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