自分探しの自己演出講座

index

第19回 反応を見る工夫・続ける工夫・情報収集のコツ、悩まず続けて目標となるエリアを絞り込む

前回のコラムでブログをスタートするにあたって、どんなテーマにするかを考 えてみました。継続することが大切だ、なんてことも書きました。でも、きっ とこんなふうに思った人もいると思います。

「それが一番難しいんじゃないか!」と。

今回は、その「継続する方法」について考えてみたいと思います。

●続けるには反響が効く!

まず、書けない人が必ず言うセリフがあります。「書くネタがない」と「書く 時間がない」という2つです。

これを解決する1つの鍵は、読者の反響ではないかと私は考えています。

つまり、一生懸命書いても何も反応がなければ、書く気持ちが萎えていきます が、反応があればやる気が刺激されるんです。「あ、読んでる人がいるんだ」 と。こうなると忙しくても結構、時間はやりくりするんですよね。

この気持ちをうまく利用したいところです。

ただ、しつこく言いますが、始めたばかりで何か反応がある、というのは極め て稀なことです。まずアクセスもほとんどないでしょうし、コンテンツが少な ければ、偶然に通りがかっても1クリックでどこかに行ってしまいます。

それを予め理解した上で、近い将来、自分のブログで大きな反響があることを 「想像して」作りこんでいくのです。

●反響のあるコンテンツってどんなのか

じゃあ、どんなコンテンツなら反響が得られるのでしょうか?

No.17で触れたことに加え、こう考えてみてください。

人は自分に関係のあることを言われたり書かれたりすると気になるものです。 会社の裏事情のことを掲示板で見かけてつい反応してしまったり、子育てのこ とで悩む母親同士がネット上でやりとりするようなものが分かりやすい例で しょうか。

つまり、自分が発信するネタにどんな人が関係しているのか、誰の興味をひき つけるのかを考えながら書くわけです。

ここでもう1つ大切なことは、テーマ自体に興味を持つ場合(共感型:「今ま でなかったけど、あったら便利」)と、やってる内容が面白いと思って興味を 持つ場合(ユニーク型:「へぇ〜よく分からないけど面白いことやってる ね」)があって、キャリアにつながりやすいのは共感型を狙うということで す。つまり、読者を巻き込んで一緒に楽しめるテーマの方がいいということで すね。

●考えなくてもコンテンツが生まれる仕組みを作る

さて、もう1つ書き続けるコツは、悩まなくてもコンテンツが生まれる仕組み を作るということです。

具体的には、文章スタイルを決めるということ。いくつの段落構成で、どんな 流れで、何を書くのかを定型化してしまいます。概要文・面白い本文・話のオ チで5段落構成、とかね。

これを決めずに1から文章の形態を考えていると大変です。始めは型にこだわ らずに書き進めるのが楽なように思いますが、急に失速する人をよく見かけま す。順番に作業を進めれば自動的に出来上がるようなのがとても楽なのです。

さて、繰り返しになりますが、見られなければ存在しないのも同じだからと、 手当たり次第にアクセス数を伸ばそうとする人がいますが、はじめは地味でい いというのが私の意見です。核になる部分をしっかりつくっていないうちにア クセス数だけ上がってしまうと、注目されることが段々と目的になって、本来 このコラム全体で目的としている「自分のキャリア」ができません。

一度アクセス数に心を奪われると、一日中アクセス解析の画面を見ていて、ア ウトプットが出せなくなってしまいます。かつて私もハマったことがあるので 気持ちはよく分かりますけどね。必要なのは、少しずつでも見てほしい人に見 てもらって、反応を得ることです。

そう考えると、大きな反響があって自分が注目の的になっているような「妄 想」が、書き続ける習慣作りのコツではないでしょうか。

プロフィール

鶴野充茂氏
鶴野充茂(つるの みつしげ)ビーンスター株式会社 代表取締役

blog : http://www.kohoman.com/blog
メルマガ : http://www.mag2.com/m/0000023445.htm

大阪府堺市出身。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際広報)卒業。
外務省在外公館派遣員として在英国日本大使館で要人接遇という「対人コミュニケーション」業務、国連機関や米系PR会社、メーカーで広報という「コーポレート・コミュニケーション」業務、そしてライセンスや提携アライアンスという「企業間コミュニケーション」業務など一貫して「コミュニケーション」をテーマに経験を積み、2005年2月に独立。
効果的な情報発信をコアにしたコミュニケーション技術を教えている。著書に、「転職を考え始めたら読む本」(全日出版)「できる社員は要領がいい」(DART)「つるの式仕事術」(IEC)などがある。

▲ページのトップへ