「倒れない程度」にスケジューリング 進ちょくだけはしっかり管理

ただ、スケジュール的に本気で“マズイ”と思った時には、ある程度厳しく言うこともあります。体を壊さない限りやっていただかないと仕方がないので。

SIerさんって、すぐに「できません、できません」と言って、平気で期日を破る。それでチームの進ちょくミーティングをやると、「こういう理由で遅れました」と、もっともらしいことを言うんですよ。でも、こっちはマスター・スケジュールをもとに作業を割り振っているので、彼らの作業内容は全部見えているし、ちゃんと無理のないスケジュールは組んでいるんですね。と言っても、「倒れない程度に……」という意味ですけど(笑)。

「何でできないの? まだ歩いてるじゃん、やりなさいよ」って言葉がノドまで出かかっていても、そこまで言ってしまうと、後でやってもらえなくなってしまう。だからあくまでもSIerさんに「自分たちのやり方が悪かったから進ちょくが遅れていたんだ」と認識させるように、理詰めで話を持っていくしかないですね。

外注さんには怒鳴らない オンナを武器にネゴシエーション

こういう「怒る」場面になると、迫力っていう意味では男の人の方があるとは思います。でも、怒鳴ったところで、実際にやってもらえるかどうかは疑問ですね。実際、技術者としてガチガチぶつかったり、「その仕事は受けてない」「いや、頼んだ」っていう水掛け論になっているケースはよく耳に入ってきますしね。

プロジェクトマネジャー(以下、PM)としては、進ちょくだけはしっかり管理しないといけないわけで、無駄な議論を戦わせているヒマがあったら、とりあえず仕事を進めてもらうことを優先させないとダメ。だから、私は外注さんに対して怒鳴ったことは一度もありません。

それに、SIerさんって年上の男性が多いので、ネゴシエーションといっても、「そうですよね〜」とかやんわりと取り入っていくことで、何となく回ってしまうんですよ。こういう時にも、「女でよかったなぁ」と感じますね。これが女同士になると、お互い構えちゃうから怖いんですけどね。

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