海外ではたらく!ミニ世界情勢

従業員割引あれこれ
Welcome to the World of Employee Discounts

1週間につき1ポンドの無料コーヒー、アメリカ国内のどこへでも行ける究極の無料航空券、月にビール2ケース。良い響きですか? 従業員割引の世界へようこそ。
このような特典は、率直に有能な従業員を保護し、抱えておくために行われていると、人事問題専門の協会WorldatWorkのベネフィット・マネージャーであるローズ・スタンリーは言う。「すべては(従業員を)惹きつけ、そして維持・保有するためなのです」。

CNN Money

A free pound of Sumatra coffee a week, unlimited air travel anywhere in the United States and two cases of beer a month. Sound good? Welcome to the world of employee discounts.
Perks such as these, says Rose Stanley, a benefits manager at WorldatWork, a professional association for human resource professionals, is simply done to bring in and hold onto talented employees.

"It's all about attraction and retention," she said.

【用語説明】

Perks(名詞): Perquisites の短縮形で、給料外の給付、特典、役得
bring in: 留置する、保護する

ライターコメント

従業員割引制度自体は決して珍しくないが、米大手自動車メーカーのゼネラル・モーターズは6月に、従業員割引を一般の人にも適用する"Employee Discount for Everyone(みんなのための従業員割引)"というユニークなキャンペーンを開始。大成功を収め、すでに過去19年間で最高の売り上げを記録。ライバル会社のフォードとクライスラーは、生き残りをかけてそれに匹敵するアイデアを迫られている。

このキャンペーンの影響か、いま従業員割引が見直されつつある。前途の人事問題専門家のローズさんは「従業員割引は少しの費用または無料で実施できる。会社側は、従業員が転職を考える時にその利点を思い出してくれることを願っているのだ」と分析しているが、さて効用はいかに? 記事中に魅力的な従業員割引が掲載されているので、ここでいくつか紹介しよう。

デル・コンピューター・・・・・・自社製品の購入に対して約10%〜15%割引クーポンを発行。
スターバックス・・・・・・週に20時間以上働いている従業員は、1週間に付き1ポンド(454g)のコーヒーが無料。
アンホイザー・ブッシュ(バドワイザーを販売しているビール会社)・・・・・・大人の従業員は毎月2ケースのビールを受け取ることができる。
Google・・・・・・毎日ランチが無料。
航空業界・・・・・・ 昔からの伝統で、従業員とその親戚は飛行機の利用が無料。

サウスウェスト航空やデルタ航空は産業全体の協定により、他社の飛行機も75%〜90%引きで利用できる。

Writer Profile

Masami Suzuki

東京で編集者を勤めた後、フリーランス・ライターとして独立。「派遣の花道」(WAVE出版)を始め数冊の本を出版するも、33歳の時に「人生のブレイク」と称していきなりアメリカ留学を決意。が、渡米2年目にひょんなことから現地の日本語メディア会社に就職することになり、地元情報誌の編集長を2年半勤めた後、2005年よりフリーランスライターに。ワシントン州シアトル在住。

海外の求人情報へ

▲ページのトップへ