海外ではたらく!就職・職場事情

第4回 通勤者に優しい職場

車社会のアメリカの通勤の様子が変わり始めている。

オフィスへの旅(通勤)はあなたの神経へ大きな打撃を与えます。しかし、それは環境に打撃を与える必要はありません。
今週、環境保護庁と運輸省は、家に車を置いていく社員を奨励する会社をランキングした、年に1度の“通勤者に優しい会社”のリストを発表します。

インテルやシスコ・システムズのような過去の勝利者たちは、通勤のためのパス(定期券)や寛大な在宅勤務の選択といった特典、そして日々の車利用を削減するための自転車置き場のような設備やATM機、クリーニング所などを提供している。

Newsweek 10月24日

Your trip to the office takes a serious toll on your nerves. But it doesn't have to take a toll on the environment.
This week, the Environmental Protection Agency and the Department of Transportation release their annual list of Best Workplaces for Commuters, a ranking of companies that provide good incentives for workers to leave their cars at home.

Past winners, like Intel and Cisco Systems, offer benefits like transit passes, generous telecommuting options and on-site amenities like bike storage, an ATM or a dry cleaner to reduce daily car trips.

【用語説明】

take a toll on … 〜に打撃を与える、損失をもたらす
telecommute … (動)在宅勤務をする

解説

車社会のアメリカでは、ニューヨークのような公共交通網が発達した都市を除き、車通勤が“当たり前”。しかし、最近は環境保護の面から、車以外での通勤が奨励されている。 アメリカでは通勤交通費を自己負担するのが一般的なので、環境保護の面だけでなく、最近のガソリン高騰による財布への打撃も、車通勤者の意識に変化をもたらしているのだ。

そんな背景から発表された『通勤者に優しい会社(Best Workplaces for Commuters)』。評価のポイントは、車の相乗りをする人への奨励金制度、公共交通機関利用者への金銭的支援、自転車やバス通勤者のための施設(シャワー室やロッカー室)の設置、寛大な在宅勤務制度など。
経済誌『フォーチュン』による「フォーチュン500」の中から選ばれたトップ20社は、以下のとおり。ちなみにインテル(本社:カリフォルニア州サンタクララ)は、昨年に引き続き、2年連続して1位に輝いている。

1位 インテル
2位 クアルコム
2位 オラクル
4位 サン・マイクロシステムズ
5位 マイクロソフト
6位 テキサス・インスツルメント
6位 シスコ・システムズ
8位 アドバンスド・マイクロ・デバイセズ
9位 アナダルコ・ペトロリウム・コーポレーション
10位 セイフコ
11位 EMCコーポレーション
12位 ボーイング
13位 デボン・エナジー
13位 エル・パソ・コーポレーション
13位 ナイキ
16位 ヒューレッド・パッカード
17位 IBM
18位 リライアント・エネルギー
19位 ワイス
20位 アップル・コンピューター

Writer Profile

Masami Suzuki

東京で編集者を勤めた後、フリーランス・ライターとして独立。「派遣の花道」(WAVE出版)を始め数冊の本を出版するも、33歳の時に「人生のブレイク」と称していきなりアメリカ留学を決意。が、渡米2年目にひょんなことから現地の日本語メディア会社に就職することになり、地元情報誌の編集長を2年半勤めた後、2005年よりフリーランスライターに。ワシントン州シアトル在住。

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