同じ内容であっても、“伝え方”によって聴き手が受ける印象は大きく変わるものだ。では、どのように伝えればよいか? コミュニケーションの専門家・箱田忠昭氏が、誰もが習得可能なプレゼンテーションのノウハウを伝授する!

第2回 効率的な情報収集とは?

プレゼンテーションの事前情報収集

箱田忠昭さん

■箱田忠昭さん
日本コカ・コーラの広告部マネージャー、エスティ・ローダーのマーケティング部長、パルファン・イヴ・サンローラン日本支社長を歴任。1983年にインサイトラーニング株式会社を設立し、代表取締役に就任

 プレゼンテーションの内容を考える上では、事前の情報収集が欠かせません。具体的には、下記に挙げる5W1Hについての情報を収集します。

  1. When=何月何日、何時から何時まで行うのか?
  2. Where=どこで行うのか?
  3. Who=誰に話すのか?
  4. What=プレゼンテーションの内容は?
  5. Why=なぜ、このプレゼンテーションを行うのか?
  6. How=どのように行うのか? 使用機材は?

プレゼンテーションの目的を定めよう

 では、これらの中の何から手をつけたらいいのでしょうか。「What=プレゼンテーションの内容は?」から考え始める人が多いかもしれませんが、これでは短絡的です。

 プレゼンテーションの内容を考える前に行うべきことは、「Why=なぜ、このプレゼンテーションを行うのか?」を明確にすること。1時間のプレゼンテーションを行うのであれば、1時間後にどのような状態にすればよいのかを考えるべきです。自社製品を認めてもらう、業界の状況を理解してもらう、提案に賛成してもらう……など、立場や置かれた状況で目的は違ってくるはずです。

 例えば、「財務部長に依頼して来年のシステム課の予算を20%増額してもらう」と目的がはっきりすれば、新事業計画とその効果の予測などをすればよいでしょうし、「新規取引を始めたい」となれば、自社の事業内容や特徴、取引する上で得られるメリットを考えるなど、おのずとプレゼンテーションの中身は決まってくるでしょう。

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