資格図鑑

転職に使える! 資格図鑑【その他いろいろ系:国家資格編】気象予報士、通関士
、学芸員

  当カテゴリーでは、職種で切れない教養・趣味・スポーツなどのさまざまな資格を紹介する予定だが、今回はその中から、業務に直結する国家資格でありながら、具体的な仕事内容や社会におけるニーズなどはあまり知られていない資格をピックアップしたい。

 

  例えば、「気象予報」自体が新しいビジネスとして多様化している現状にあり、気象情報の提供元は携帯電話などの情報通信産業、外食産業、イベント関連企業など裾野が広がっていて、有資格者のニーズも高まっていくだろう気象予報士、他には、貿易の拡大に伴い通関業者が増加しているために、取得することで就転職時の大きな武器となる貿易のスペシャリスト・通関士は特筆すべきだろう。

 

  「転職に使う」だけでない、「夢や目標に近づく」ために必要な“孤高”の業 務直結型ライセンスをご覧あれ!

その他いろいろ系:国家資格編イメージ
気象予報士 (国家)
当資格は、平成5年施行の改正気象業務法によって、気象庁から提供される数値予 報結果や、気象衛星、アメダスといった観測データを総合的に分析し、気象予報を行う能力を持つ者として認定される。
気象学の知識に加え、予報業務の専門知識や、気象概況の変動の把握、局地的な気象の予想、津波・台風などの緊急時における対応などを問われる気象予報士だが、リゾート施設などへの情報提供、天気番組の作成、船舶の最適航路予測なども手がける。
活躍の場は、気象庁、民間の気象会社、テレビ・ラジオ局のお天気キャスター(フリーランスも)など。1000億円超のマーケットと言われる米国に比べ、まだまだ発展途上の感はあるものの、今後の成長次第では有資格者の注目度は格段にあがり、就職に直結するケースも増加するだろう。
試験内容
・学科試験:多肢択一式(120分、30問)
予報業務に関する一般知識、予報業務に関する専門知識
・実技試験:記述式(150分、5問)
気象概況およびその変動の把握、局地的な気象の予想、台風等緊急時における対応
ポイント
学科試験をパスしたものの実技試験が不合格だった場合、翌年は学科が免除され るので、実技試験対策をどの程度できるかがポイントとなる。実例ごとにキーワードをまとめ、解説文と照らし合わせながら天気図を「見る・読む」ことを訓練するとよいだろう。
問い合わせ・ホームページ
使える度チェック
取得者コメント
高校生のときに「お天気お姉さん」に憧れを持つようになり、専門学校に入って 猛勉強しました。現実は厳しいものでしたが、今では 晴れてお天気キャスターです!
(お天気キャスター・26歳・女性)
取得の動機は、幼い頃から天気や宇宙に興味を持っていたことにあります。専門 用語を解説した事典を買い、それを読み込みながら過去問を徹底的に攻略するように心がけました。
(気象会社勤務・35歳・男性)
通関士 (国家)
通関士は、いわゆる「宅建」のような必置義務資格で、輸出入品の種類・価格・ 重量などの申告、安全審査などの通関手続き、税関処理に問題があった場合の不服の申し立て、主張・陳述の代行、書類作成などを行う。また、外国からの貨物に添付された書類を理解できる程度の英語力を持つことが前提の仕事でもある。適性としては、輸出入申告書の作成などさまざまな手続きを迅速に行わなければならないため、事務処理が得意で几帳面であること、また、業務上での守秘義務を全うできる責任感の強さが必要だと言える。
具体的な就職先は、通関業者をはじめ、貿易業務が盛んな商社、輸出入業務の需要があるメーカー、倉庫会社、運送会社、航空会社、旅行代理店貨物部門など多数。将来性が高く、通関士として勤務することで資格手当がつく会社も多い。
試験内容
・選択式、択一式、計算式、記述式試験(240分、57問)
通関業法関係、関税法・関税定率法その他関税に関する法律及び外国貿易管理法、通関書類の作成要領その他通関手続の実務
ポイント
多様な試験対策講座があるので、コンディションに合わせたカリキュラムを選ぶことがベター。また、法律の条文に不慣れな人は、通関業法と関税法などの法律は丸暗記するより、何について述べられているかを理解する訓練から始めるべきだろう。
問い合わせ・ホームページ
使える度チェック
取得者コメント
通関士試験の難しいところは、やはり「穴埋めの記述式」だと思います。なので 、ここを重視して法律知識をしっかりと身につけ、過去問を解くことを徹底するとよいでしょう。
(貿易会社勤務・27歳・男性)
人事異動により、貿易知識ほぼゼロで輸出入部門に担当に。つじつまを合わせ るように試験勉強を開始しましたが、当然ながら悪戦苦闘……まぁ、ムリヤリ合格しましたけどね(笑)
(外資系商社勤務・30歳・男性)
学芸員 (国家)
学芸員は、博物館法とその施行規則によって規定され、博物館、美術館、水族館 、動物園などに勤務する専門職員を指す。博物館はそれに相当する施設を加え1000を超えるが、学芸員はこうした施設に勤務して、資料の収集、保管、展示、解説を司る。他にも、タイアップ企画の開催、講演会などでの講義、埋蔵物の発掘作 業など現地での調査の仕事もある。
国公立の博物館勤務などの公務員である場合、初めから学芸員として採用される場合と、事務職員や技術職員から採用される場合があるが、いずれにしても、自治体の採用試験に合格しなければならない。
また、学芸員資格には無試験認定があるため、考古学、民族学、生物学、文化史、美術史などを専攻し、資格取得のための授業科目を履修した大学または大学院卒業者が多いのが特徴。
試験内容
・筆記試験
必須科目:生涯学習論、博物館学、視聴覚教育メディア論、教育学概論
選択科目:文化史、美術史、考古学、民族学、自然科学史、物理、化学、生物学 、地学(この中から2科目選択)
・口述試験…博物館学の中から出題
ポイント
学芸員に関しては、試験対策よりも求人が少ないことを肝に銘じるべし。国 公立館の場合は、採用が発生する時期に注意深く情報収集すること、私立館の場合は、時期にかかわらず1年を通じて細かく情報をチェックすること、これが就職への近道といっても過言ではない。
問い合わせ・ホームページ
使える度チェック
取得者コメント
大学在学中、学芸員として活躍する方のお話を聞く機会があり、学芸員への興味 がわきました。まったく知識がないところからのスタートでしたが、念願叶い博物館に就職できました!
(博物館スタッフ・25歳・女性)
美術史に興味あり、学芸員や美術商などの仕事をしたいと思っていて、大学時代 に通常単位+αで履修しました。静ひつな空間で美術品に囲まれながら働く日々は素晴らしいです。
(美術館学芸員・36歳・女性)
その他の注目資格!

 まず、注目したいのが外務省専門職員。「国家II種、地方上級」のカテゴリー に入る当資格試験は、かなり難関で合格率は1割ほど。将来外務省や在外公館で外交領事関連の仕事をこなす中堅職員を指し、国内研修、本省勤務を経たのち、2〜3年の在外研修を受けて世界各国に羽ばたくこととなる。
 もうひとつ、各種図書館で資料の収集・保管・整理・貸出を行ったり、そのための調査・研究に携わる専門職員である、司書も見逃せない。小・中・高校の図書館で働く司書教諭は、生徒に図書にまつわる指導を行なうこともある。キャリ アアップを考える方は、難易度の高い「国立国会図書館職員」を目指すのもありだろう。
 今回は、超難関なモノから大学での履修で取得できるモノまで、業務に直結する国家資格を紹介したが、自らの夢や目標を直接キャリアアップにつなげたい方は、ぜひともチェックしてもらいたい。

「その他いろいろ系資格」を活かして転職する

転職に使える!資格図鑑 目次

ソーシャルブックマークに登録 このページをYahoo!ブックマークに登録 このページをdel.icio.usに追加

▲ページのトップへ