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休学した経歴は書いてきませんでしたが…

レベル1

大学に7年在籍し、2年間は休学してテニスのコーチをしていました。テニスのコーチを職業にしようか悩んでいたのですが、本当にそれで良いのか決心がつかなかったので、とりあえず大学に在籍したまま休学をしてコーチをしていました。

その後、別の仕事についたのですが、現在転職活動をしています。学歴には卒業年度のみを書く場合が多く、休学していたことは今まで書いてこなかったのですが、休学していた期間をどこかに書いた方がいいのでしょうか。

(さるかに 男性・27)
深刻度
レベル2

数年前、英会話スクールに通っている時期がありました。長いこと観察していると、よくしゃべれる生徒とは、文法や単語を間違っても気にしないという特徴があることに気付きました。間違っても萎縮しないで熱心に話すので、先生のほうも楽しく聞いているし、その都度間違いを訂正してあげて、生徒はどんどん上達していきます。

一方、間違えないように恐るおそるしゃべる人はなかなか上達しません。同じ間違えるにしても、元気がいいとまだ大丈夫かな? と思えますし、びくびくしていると自信のなさが顕著に伝わります。「休学」も同じことが言えると思うのですが、自分にとってマイナス要素だと思ってしまうと、自分に自信が持てないばかりでなく、周りにも不安材料を与えてしまいます。

さて、さるかにさんのように目的があって休学をしていた人にとっては、「休学」自体は必ずしもマイナス要素となるわけではありません。「休学」の事実を記載すべきかという点においては、記載しないでおいた場合、7年間の大学生活を聞かれることもあると思いますし、経歴に関しては空白の期間について記載する必要があります。

ただ、「休学」という事実だけを浮き彫りにさせるのではなく、その時期に何をし、何を得ることが出来たのか、そのあたりのことを明確にすることができるか、が重要です。

さるかにさんにとってテニスのコーチという道は最終的には選ばなかった道なのかもしれませんが、それにチャレンジした2年間はその後の経歴の中でも空白の期間ではないのですし、無駄なことだったということではないはずです。その体験を通じ、他の人にはない強みが持てたか、何を学んだか、自分自身の中で消化できているかどうかが重要です。

人生にはテキストなんてありませんから、人それぞれ回り道はめずらしい話ではありません。いろんな体験が活かされていく上で、何かに到達することもあります。

臆することなく、隠すことなく、自信を持って自分のやりたい仕事を前向きに探してみてください。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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