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リストラされたことを転職理由として言うべきか?

レベル3

リストラにより仕事を探しています。 面接時に転職理由を聞かれた場合、リストラされたことを正直に言うべきでしょうか?

リストラされるということは、自分に何らかのマイナス面があるということなので、不利になりませんか?

(さぼてん 男性・36)
深刻度
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起業家にお金を出してくれるのがベンチャー・キャピタルという存在です。その起業家の持っているアイデアや人間性や意気込みなどを考慮して、その会社にどれだけ投資するかを考えます。面白いのが、起業に失敗したことのある起業家の方が資金を出してもらいやすいということ。失敗したとしても、起業の経験が買われているのですね。ただ、それはどうして自分が失敗したのか、ちゃんと分析して反省している人に限った話なのかもしれません。

さて、ご相談のリストラされたことを言うかどうかという件ですが、それより先に考えることは、どうして自分がリストラされたか? ということでしょうね。他の社員が残って自分が退職になった場合、その理由は何なのか? 実力不足なのか、それとも会社の状態から止むにやまれず退職になったのか。どんなスキルや経験、能力があったらリストラ対象にならずに済んだのか。こういうことを一度分析してみてください。まずは、自分に足りないスキルがあれば勉強をしたり、そのために準備をしてみてはいかがでしょうか?

「リストラ」という言葉から受ける印象というのは、確かにネガティブな要素があることは否めません。ですが、自分の弱みを強みに変えることは、そうは難しくはないはずです。心がけ次第で反面教師にすることができるのですから、同じ過ちは2度としないという行動で、自分の自信を取り戻せることも多くあります。

そして自信が付いたら、面接でリストラのことを言うことも何の問題もないでしょう。 リストラされた原因の分析や、それに対するアクションを取っていることを面接担当者に説明することができれば、リストラ経歴は1つの立派な経験となり、ネガティブな印象を与えないと思います。

逆に、自分に自信がないときには進んでリストラされたことを言うのは避けたほうが良いでしょうね。気持ちの清算ができてないと、どうしても自信のなさが表情に出てしまったりするものですから。

リストラ自体は過去のこと。問題は今のさぼてんさんにどれだけ価値があるかということです。リストラも良い経験だったと言えるぐらい、自分を成長させるために何か自己投資してみて下さいね。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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