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希望しない職種で内定をもらった場合どうすべきか?

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営業職で内定を1社もらっていますが、本当は事務職希望です。
内定辞退をして就職活動を続けるか、内定を受けキャリアを積んでから転職するか、どうすればよいでしょうか?

(小泉さん 男性・26)
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最近は、日本政府の外交に対する不満が以前より大きくなっているようです。堺屋太一氏が言うには、これは確固たる外交方針がないことが問題の一つなのだそうです。

ソ連が崩壊するまでは、日本は「経済大国、軍事小国」という外交方針で、大国同士が対立している横で、着々と経済発展を遂げていきました。しかし、冷戦後に明確な外交方針を政府が打ち出せていないため、その場しのぎで一貫性のない外交を行い、内外から非難を浴びているという状況なのですね。

まず小泉さんは、なぜ本来希望しない営業職で転職活動をされたのでしょうか? 希望職種ではないけれど会社や事業内容に魅力を感じたから、希望する事務職では転職の可能性が低かったから、給与など待遇面がよかったから。考えられる原因はいくつかありますが、書類提出・面接と時間や労力、お金も費やしてこられたのですから、何かお考えがあってのことではないでしょうか?

小泉さんの転職の目的はなんでしょう? とりあえず採用されることが目的なのか、やりたいことを追求することなのか。それとも明確な目的は今はまだない状態なのでしょうか? 

現実は、転職をするにあたり確固たる意志の基に行動されている転職活動者ばかりではなく、まだ自分に合った仕事がわからないから適性を見る上でも経験を積みたい、ということも転職、会社選択の理由としては多く存在しています。転職・会社選択は、まず自分の意志ありきですから、小泉さんにとって何が最大の目的なのか? をまず考える必要があります。

また、なぜ退職したのか? も今一度考えてみる必要もあります。退職理由が会社への不満、人間関係だった場合においても、自分が今後ありたい姿というのをイメージしてみてください。その中で現在、3年後、10年後の自分にとって必要なことを書き出してみると、今まで気がつかなかった自分の考えも見えてきます。

そして、やりたい事務職のイメージとはどんなものか。営業職とは毎日どんな仕事をして、どういう能力が求められるのか。営業職でキャリアを積むとはどういう意味なのか。営業職でそもそも事務職に必要なスキルを身につけることができるのか、今一度考えてみてください。

転職においても大切なことは、日ごろから自分なりの方針を持っていることです。転職・就職活動をする際には、始める前にいろんなケースを想定し、こういう場合はどうする、ああいう場合はどうするという風にある程度の方針を決めておく癖をつけることも時に重要です。これは仕事をするときにも言えて、自分なりの方針を持っている人は決断が早く、仕事をスピーディーに行うことができます。

また、方針は一度決めたら変えないというものではありません。様々な経験をするうちにさらに良い方法も分かってきますし、価値観も変わってくるものです。方針を成長に合わせて修正することは何の問題もありません。

ですので、転職・就職活動にせよ何にせよ、自分の方針をとりあえず書いてみるところから始めてみてください。
「絶対事務職!」OR「給料重視!」
「定年まで働く」OR「転職してキャリアアップする」

いろいろと書き出して、大体の自分の考えを自分で確認しましょう。
そして、活動をしていく中でどんどん書き換えてください。

「自己分析をする」というのは多くの転職・就職本で述べられていますが、ただ分析をするだけでは行動に伴いませんので、自分の考え・希望を把握できるようになれば、次は「方針に落とす」ところまでつなげていきましょう。先々のことを考えることで、内定を蹴っても後悔しないくらい事務職を希望しているのか、せっかくの内定なのだから大事にしようと思うか決断できると思います。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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