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転職が多く、話し下手。転職活動をどう乗り切ればいい?

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今までメンテナンスに関わるさまざまな仕事をしてきました。次の転職ですでに6社目。あまり印象も良くないでしょうし、話下手なので面接も不安で、どう挑めばいいか悩んでいます。

(ウーロン茶 男性・29)
深刻度
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プロ野球選手やサッカー選手など、たくさんの日本人が世界で活躍するようになってきました。映画の世界でも、「ラストサムライ」や「バットマン」での渡辺謙さんの活躍が記憶に新しいですね。

このように活躍する人達の共通点は、1つには自分に対するイメージが非常に高いことが挙げられます。例えば、普通の人の場合、「明日からあなたに社長を任せます」と言われたり、もしくは女性アイドルから「付き合って下さい」と告げられたら、ほとんどの人が「私になんかとんでもない」という反応を示します。自分はそんな立派な人間ではない、自分にはもったいないと恐縮してしまうのです。

これは自己イメージの低さが原因です。

イチロー選手が、小学生の時の文集に「プロ野球選手になる」と書いていたことは有名ですね。それも、夢というよりは、確信しているような文面でした。そして書いた通りプロ野球選手になり、今では日本のプロ野球を飛び越えてメジャー・リーグで活躍しています。

みるみるうちに上のステージに登り、成功を収めていく人は、この「自己イメージ」が高い人達です。世界で活躍している人たちは「メジャーでも自分は通用するだろう」「ハリウッドではこういう演技をしてやろう」と、日本にいた時から世界で活躍する自分を思い描いていたのです。

自分の中に限界を作ってしまっている人は、そこが限界になりますし、自分の可能性を信じている人は、チャンスを見逃さずにつかむことになるのです。前向きな「自己イメージ」を持つことは想像以上に大切なことなんです。

ウーロン茶さんも、面接の挑み方以前に、自己イメージを高めることから始めてみてはどうでしょう。自己イメージが低いままでは、「私には無理だ」「どうせこの程度だ」という意識が働いて、何事もうまくいきません。

では、自己イメージを高めるにはどうすれば良いでしょうか。

そのためには、まずなりたい自分の理想像を思い描いてください。そして、そういう人になりきってください。イチローが小さい時から「自分はプロ野球選手になれる存在だ」と思い込んでいたように、ウーロン茶さんも自分は能力の高い人間だと思い込んでください。

理想の自分に近づくために頑張るのではなく、すでに「そうなった」つもりで行動するのです。そうすれば、行動パターンも変わってきます。例えば、ハリウッド俳優になりきったら、服装も言動もそれっぽく変わりますよね。それと同じで、「もし自分が仕事のできるビジネスマンだったらどうするだろう?」と常に考えて行動してください。そうすれば、考え方も行動も徐々にレベルが上がってくるはずです。

次に、自己イメージを強化するために、今までの人生の中で、自慢できること、自分が成し遂げたことなどをノートに書きましょう。そして毎日、達成したことや嬉しかったことを書き足して行って下さい。1つひとつの成果が自信を高め、自己イメージを維持する根拠となります。

地道に感じるかもしれませんが、大切なのは根本的な考え方をポジティブにすること。もし共感していただけたなら、やってみてくださいね。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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