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無職期間なしでの転職。年金や保険の手続きはどうすればいい?

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転職するにあたり、無職の期間をなしで進めた場合の厚生年金や保険などの手続きはどのようにすればよいでしょうか? 会社にお願いする部分と、自分で進められる部分があれば教えてください

(とみずし 男性・27)
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年金や保険はサラリーマンの権利です。しっかり手続きを進めたいですね。 ご質問の場合、無職期間がありませんので、手続きは最も簡単に済むケースです。 退職時における保険・年金関係の手続きには、雇用保険、健康保険、年金があります。それぞれの手続きは以下の通りです。

(1)雇用保険
退職後に会社から「雇用保険被保険者証」を受け取り、転職先に提出するだけで手続きが済みます。

(2)健康保険
退職日に保険証を返却します。加入していた健康保険は退職翌日から脱退となり、被保険者の資格を失います。転職先の健康保険組合で新しく健康保険に加入してください。

(3)年金
「年金手帳」を転職先に提出すれば手続きをしてくれます。

その他に税金の処理も必要ですので、「源泉徴収票」を退職時に受け取り、転職先に提出してください。まれに、年金手帳などを紛失したという話を聞くことがありますが、再発行できます。その場合の詳細は転職先の総務担当者などに聞くとよいでしょう。

ご存知の方も多いと思いますが、年金には種類があります。会社員は「厚生年金」に、自営業などの会社員以外の人たちは「国民年金」に加入することになっています。 昨今、年金の未納問題がニュースで取り上げられることがありますが、これは国民年金の話です。フリーターなど、国民年金を納める余裕がない人たちが増えている上、少子化などの要因で「元が取れないのではないか?」という不安もあり、未納者の数は年々増えています。

では、会社員の支払う「厚生年金」の場合、「元が取れるか?」というとこちらは非常に有利です。 というのも、保険料の半額は会社が支払っているため、会社員自身のリターンは大きいからです。天引きされて手取りが減るとはいえ、厚生年金は払っておいて損はないということですね。

日本人の平均寿命は女性が85.6歳、男性が78.6歳とのこと。老人と呼ばれる65歳になっても、さらにあと20年以上は生きる可能性が高く、「長生きするリスク」も考えておかなければならない時代になったということです。 転職するにしても独立するにしても、長い将来を考えたときには、保険や年金のことはしっかりと考えておいて損はないですよ。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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