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病気などが原因で、面接で前向きな回答ができません

レベル3

病気などで、長期派遣を希望しても短期派遣になったり、何社も変わったりしています。腰を落ち着かせて、仕事を極めていこうと転職活動をしていますが、それが原因で面接で前向きな回答ができません。もう無理なのでしょうか? 諦めようかと悩んでいます。

(hnaga 男性・30)
深刻度
レベル2

私はちょっと気持ちが塞いでいる時に、いつも『セント・オブ・ウーマン』という映画を観ます。アル・パチーノ演じる盲目の退役軍人と、エリート高校でおきた生徒のイタズラ事件で、友達を裏切るか、ハーバードへの切符をふいにするかの板ばさみに悩む若者が、NYへ旅をすることでお互いに成長しあうという内容です。

この映画の良さの1つは、盲目になって世捨て人のようになった元軍人が立ち直る過程。決まったシーンで涙を流して、そして頑張ろうと思う。これが私の毎回のパターンなんです。

自分の人生を切り開いて行くときに必要なのは、前向きな姿勢、心の持ち方です。表面的に頑張っていても、内心でもうダメだと思っていたら、決してうまくいきません。

心の状態がマイナス方向に偏っていると、スタートの段階でつまづいていることになります。まずは、気持ちの面で、少なくともニュートラルになっていなければなりません。

そのためには、「自分の過去を肯定すること」が必要です。過去にあった不幸や自分の持つコンプレックスをそのまま素直に受け入れる。そして、それ自体を今後の人生の糧にする。そういった、過去のわだかまりを昇華させて、自分の中で納得することが大切です。

映画では、元軍人が盲目であることや、過去の不幸を受け入れて、前向きな気持ちに変化していきます。hnagaさんの場合は、病気のこと、短期の勤務経歴が多いことを拭い去れない失敗のように感じられてはいませんか?

世の中にはいろんな人がいて、病気で入院される方もたくさんいます。就職や転職で悩んでいる方もたくさんいます。それでも逆境を乗り越える人は乗り越えられる。その違いは、自分の過去を受け入れているかどうかだと思います。過去に引きずられている人は、それ以上はなかなか前に進みません。

『五体不満足』で有名になった乙武洋匡さんは、生まれた時にお母さんから「かわいい」と言われたそうです。重い障害も、前向きに受けとめることで問題ではなくなるのです。

前向きになる前に、まずは過去の後ろ向きな記憶にケリをつけることに取り組んでみて下さい。「それはそれで良い経験になった」と思えるようになれば良いですね。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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