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業務は積んできているのですが、井の中の蛙ではないかと不安です。

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新卒入社から6年。今いる会社では、大抵の業務もプロジェクトも中心として回せるようになり、仕事に対する新鮮味がなくなってきました。後輩からも上司からも頼られており、部内のキーマンである自負はあります。ですが、転職を考えると、有名なプロジェクトに携わったわけでもなく、最先端の仕事をしてきたわけでもなく、クライアントに大手企業があるわけでもないので、井の中の蛙ではないかと不安です。効果的なPR法や、不安を自信に変える方法を教えてください。

(ニュージャック 男性・29)
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実力というものは、見えにくいものです。最近は「見える化」という言葉が流行っていますが、自分のキャリアについても「見える化」しておくことが大切なのかもしれません。自分のキャリアを「見える化」するには、まずは簡単に自分の経験を書き綴っていくことから始めましょう。

SEであれば、自分はどういう技術を持っているのか書き出してみます。知っているプログラミング言語、扱えるOS、やった事のある開発方法論などがあると思います。

それから、プロジェクトで関わった業界の知識などは、技術よりも高く評価される場合もあります。自分にどのような業界知識があるのかも書き出してみましょう。知ってて当たり前と思いがちですが、他の人からすれば専門性の高い知識です。

それから、プロジェクトを中心として回すプロジェクトマネジャーとしての経験も書き出していきます。具体的に書きにくいかもしれませんが、一番良いのは苦労話です。こんな問題があって、それを自分がどう解決したか。という類の話です。

例えば、メンバーが急に会社に来なくなり、納期が守れそうになくなったとき、クライアントには分割納品を了承してもらい、上司には新たなメンバーの増員を要請したりして、なんとかプロジェクトを終結させたなど、プロマネとしての総合的な能力を誇示できるようなストーリーがあれば良いでしょう。

プロジェクト経歴と共に、これらの経験・スキルを一覧で見れるようにしてみると、結構よくやってきたと思えませんか?

転職するにしてもしなくても、こういうキャリアの棚卸を手伝ってくれるのが、キャリアカウンセラーの仕事のひとつでもあります。もし、自分のキャリアに自信がもてなかったら、一度カウンセリングを受けてみてはどうでしょうか?

これからどんなスキルを身につけるべきか、そういう方向性まで教えてもらえますので、転職するしないに関わらず、お勧めです。

ターレス今井氏

回答者プロフィール

ターレス今井
CarriageWay Consulting代表。

1973年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、某IT企業に入社。シリコンバレー絶頂期には、米国の技術を日本にいち早く導入するというミッションのもと、いくつかのプロダクトを日本に導入。また、方法論を伴った形での技術導入の必要性にも着目し、米国コンサルタントから学び、訳書も手がける。その後、独自プロダクトの開発にも力を入れ、マーケティング、プリセールス、プロジェクトマネジメントを一任される。
2002年にCarriageWayConsultingを設立し、ビジネススキルと仕事術に関する講演や執筆活動を中心に活躍中。2万部を越す読者を持つメールマガジンを日刊(1日2回)発行している。共著には「SEライフVOL.1〜SEが28歳までに身につける28の力(技術評論社)」メディア掲載には、「会社を辞めずに簡単に出来る週末起業」、「行列のできるメルマガ作成入門」、「THE21」、「早朝起業」、「仕事とパソコン」など。
・情報処理技術者:プロジェクトマネージャ、システム監査
・米国PMI認定 PMP

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