技術を究めたプロからのメッセージ テクノマエストロへの道 第6回 最新テクノロジーで、エキサイティングな経験を。

「エンジニアとしてのキャリア」「技術にかける熱い思い」をステップにさまざまな分野で活躍するプロフェッショナル。1つの道を究め、さらなる高みへの飛躍する彼らのキャリア意識に迫った……

ファイルメーカー株式会社 執行役員 事業統括本部 本部長 Bill Epling氏

第6回 最新テクノロジーで、エキサイティングな経験を。

ファイルメーカー株式会社
社長 兼 シニア・バイス・プレジデント
最高財務責任者

Bill Epling

FileMaker, Inc. の財務とオペレーションを担当するシニア・バイス・プレジデントで、最高財務責任者ならびにファイルメーカー株式会社社長も兼務。

1996年にCFOに就任し、財務および情報システムやオペレーション部門を統括。 FileMaker, Inc. 入社前にはApple Inc. で7年間にわたり財務、ライセンス、営業、製品開発に関する財務的な責任ある役職を歴任。Apple Franceにおいて財務担当の取締役とApple Europeにおける税及び財務担当取締役を務め、現在は幅広い国際的な経験を基に、日本チームも統括している。過去には、PepsiCo, Inc. とJC Penny Corpにおいても財務を担当し、ニューヨークコロンビア大学において、工業エンジニアリングに関する学士とMBAを取得。

世界と日本で長年にわたる確かな実績

FileMaker は全世界で既に1600万本を出荷し14言語に対応している製品で、日本の売上シェアは世界全体の約25パーセントを占めています。米国に本拠を置くIT企業の中でも、日本市場の重要性がもっとも高い会社のひとつと言えるでしょう。日本は私たちのビジネスにおいて非常に重要なパートを占める存在となっていますので、私自身も米国本社の上席副社長兼CFOというポジションにありながら、多くの時間を日本で過ごしています。

日本では、特に2008年以降に営業体制の強化を図ってきました。営業組織の増強やFBA(FileMaker Business Alliance)パートナーとの連携プログラムにより、法人向けライセンス契約数が飛躍的に伸びており、成長を続けています。

ファイルメーカー日本法人は1998年の設立ですが、日本でのFileMaker 製品の販売は1989年から20年以上の歴史がありますので、日本のお客様の中には20年来のファンの方もいらっしゃいます。また、米国フォーチュン100社のうち70社以上がFileMaker のユーザ企業です。

日本では、2011年の大学生就職人気企業ランキングの上位100社のうち90社以上がFileMaker を使用しているそうです。さらに近年では日本の医療施設での利用が増えていて、大学病院の実に8割以上で当社製品が使われています。このことから、いかに日本でFileMaker が多くのユーザに受入れられているかということがわかります。

医療現場で利用されているFileMaker Go
[透析業務スケジュール for iPad]   名古屋記念病院

◎データベースソフトウェア『FileMaker 』とは?

FileMaker は、使いやすいデータベースソフトウェアの分野での世界的なリーダーです。個人、中小企業、教育機関、官公庁、Fortune100企業のワークグループなどで、何百万ものお客様が、情報の管理、分析、共有にFileMaker を利用しています。

製品ラインには、Windows、Mac および Web に対応した、ビジネス向けに幅広く利用できるデータベースソフトウェア FileMaker Pro 、サーバーソフトウェア FileMaker Server のほか、iPhone および iPad 向けビジネスデータベースアプリFileMaker Go があります。


IT市場の変革に対応する新製品で大きな転機を迎える ―
iPhone/iPadの可能性を広げ、ユーザとエンジニアをワクワクさせるプロダクト

FileMaker はWindows、Mac、Webで使えるクロスプラットフォーム対応のデータベースソフトウェアとして市場から大きな信頼を得てきましたが、2010年に発売された新製品FileMaker Go によってiOSプラットフォームにも対応し、新たな転機を迎えました。

ご存知の通り、iOSはモバイルデバイスで強力なシェアを誇っています。FileMaker Go は、iPhoneやiPad上でFileMaker ソリューションを活用できるiPhone / iPad用アプリケーションで、FileMaker Go を使えばFileMaker で開発したソリューションをそのままモバイルで実現することができます。当社がApple Inc. の100%子会社という特性を活かしてiOSでデータベースを動かす製品を投入したことで、ユーザやエンジニアをさらにワクワクさせるプロダクトを生み出すことができました。

FileMaker では、大きく分けて二つのユーザ層が存在しています。一つはユーザとして入力や検索をしてFileMaker Pro やFileMaker Go を活用している一般ユーザの方であり、もう一つは、開発ツールで画面設計を自分の手で行い組織の変化や現場のニーズに合わせてフィールドやレイアウト画面を追加したりするパワーユーザです。

企業の情報システム部門では、SAPやOracleなどを用いた基幹データベースシステムのシステム管理に多くの時間を割いていて、ビジネス現場でのシステムニーズの変化に迅速に対応できないことがよくあります。せっかくiPhone / iPadを導入しても、現場のニーズに即したソリューションの提供ができなければ効果は半減してしまうでしょう。

FileMaker を導入している企業であれば、現場のニーズをよく理解している人が必要なパーツをFileMaker で作りますから、変化にいち早く対応して組織を成長させることができます。ソリューションに加えた変更をiPhone / iPadに展開するのもFileMaker Pro とFileMaker Go なら容易です。

iPhoneやiPadがモバイルコンピューティングを変革したように、FileMaker Go はiPhoneやiPadの可能性を広げ、ユーザにワクワク感を与えることができるアプリケーションだと思います。生産性を上げるツールとしてFileMaker で作成したソリューションがそのままiPhone / iPadで動くだけでユーザは、おもちゃを与えられた子どものようにエキサイトし、自分が思い描いていることがモバイルコンピューティングで実現できるとワクワクしています。

タブレット市場においてiPadは他に追随を許さないシェアを誇っていますし、私たちも、iPadに代表されるiOSデバイスへの対応によって今後のマーケットにフォーカスしていきたいと考えています。

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